派遣で働く人は法律で守られている ~意外と知らない派遣業態の時代変遷と現在もある落とし穴~

通信業界・派遣に関する業態や法律は年々変わっています

こんにちは!かれこれ約20年前から通信業界で働いていた人です!

私が通信業界で働き始めた約20年前は今とはだいぶ違う環境でした。私たちが関わる通信業界の業態や法律は年々変わっています。

労働者派遣法自体は、私が働きだすよりもだいぶ前の1986年に施行されており、この時初めてビジネスとして派遣というものが成立するようになりました。

当時は派遣可能なお仕事が限られていたのと、派遣期間は上限1年とされていました。

1996年に対象業務拡大、1999年には派遣業種を原則自由化し、対象業種拡大とともに派遣禁止業務が明確化されます。

ここから先、2000年紹介予定派遣の解禁、2004年自由化業務の派遣期間が3年に延長される等々、派遣法も時代に合った内容に変わっていき、2012年に大きく改定されます。

「日雇い派遣の禁止」や「離職した労働者を離職後1年以内に派遣労働者として受け入れることを禁止」等、働く環境下で立場上弱い労働者側にとって不利にならないよう改定されています。

派遣法は労働者を電通法は消費者+労働者を守る為のもの

私が携帯電話業界で働き始めた頃は、法律の知識もありませんでしたし、細かいことは気にもしていませんでした。

今思い返すと最初は携帯販売員というよりも、何でも屋に近かったなぁと思います。指揮命令も曖昧でしたし(笑)

でも、年々色々な部分で働く環境は変化していきました。
派遣法とともに通信業界で関わる法律である「電気通信事業法」も大きく変化していた頃で、「あれはやるな、これはやるな」、「所属会社の商品以外の案内はしてはいけない」、「所属会社のエリア以外の侵入禁止」等々。一見、細かくうるさいことを言われているだけのように思える内容でしたが、派遣法は労働者を電通法は消費者+労働者を守る為のものだと気づきました。

今では当たり前の感覚かもしれませんが、このような時代背景により、私が働き始めた頃と比べると、現在はより良い環境に転じていると思います。

特に派遣業界は、「雇用元である派遣会社」、「派遣先会社」、さらには「派遣先の現場(店舗等)」という多くの人との関わりがあり、過去には事件に発展してしまったような事も起きています。その為、この後の法律改定でも、時代とともに大きく変化していく労働環境の中で、より労働者が守られる形で改定され続けています。

Question!皆さんの働いている環境は大丈夫ですか?

所属している派遣会社は派遣免許を取得して届出をしていますか?

→大抵の会社は自社ホームページ等に「労働者派遣事業許可番号」というものを掲載しており、安心・安全・信頼の証です。無取得状態で“派遣”業をしていたら確実に違法です。

二重派遣されていませんか?二重派遣も立派な法律違反です(職業安定法違反)

→合法な派遣は、雇用元から直接派遣先へ派遣する形です。自社の雇用関係にない労働者を“派遣”していたら二重派遣になり違法です。

酷い中間搾取をされていませんか?

昨今問題視されているのが業務委託の再委託“多重化”です。再再再再再・・・委託?何回再委託してるんですか?という状態です。
業務委託は“派遣”とは異なる業態ですが、委託元~最終委託先(実際に現場で働いている人)までの間に多くの会社が入り、お金だけを抜いており、発注している委託元の会社が知らなかった・・・なんていう事が多発しています。本来、契約書上で再委託の回数が制限されていたり、そもそも再委託が禁止されている事も多く、契約違反をしているケースもあり得ます。

また、業務上の責任の所在も不明確になり、なによりも最終的に稼働されている方のお給料に影響を及ぼします。

一例を挙げましたが、このような事案は現実として今の時代も存在しています。
法律がいくら労働者を守っても、会社がそうではなかったら・・・ということです。
確実に会社の信用問題ではありますが、違法行為の末の働いている方の損害が一番心配です。安心・安全に働ける会社、お仕事が良いですよね。

皆さんの働いている環境は本当に大丈夫ですか?
もしも、「え?」「アレっ?」「もしかして・・・」となったら、お気軽に弊社にご相談ください♪