コンテンツへスキップ

株式会社アクロスソリューション

派遣で販売員を10年以上やった僕が思うスマホ販売をやるべき理由

  • by

派遣で働くならスマホ販売をやるべき!

みなさんどうもこんにちは。アクロスソリューション公式Twitterだけでは物足りず、記事も書くことになった壱です。

Twitterのフォロワー様はご存知かもしれませんが、僕は20代後半から10年以上携帯電話やブロードバンド回線の販売をしてきました。

今は派遣スタッフではなくなりましたが派遣会社にいます。というか当時、販売スタッフとして売り場にいた数名でアクロスソリューションという派遣会社を作り派遣される側から、派遣する側になりました。

今回は、そんな僕が「よくある定型文を集めた記事」ではなく、リアルに感じた派遣で販売スタッフをやるメリットについて説明してみます。

単純に時給が高い!月給19万円→40万円になってビビりました。

割とマジで経済的にしんどかった前職

僕は九州の美容専門学校を卒業してから、上京する25歳まで美容師を生業にしてきました。もちろん正社員です。この時の給料は12万~19万円ぐらい。店長でも月総支給額で30万円ぐらい。この時代は美容師は独立するまでは稼げないのが普通の時代でした。しかし独立資金は1000万以上かかるといわれており、ちょっとこの業界で続けるのは無理だなと見切りをつけ、東京に行けばなんかいい仕事があるだろうと、あてもなく上京しました。今思うと若さって怖いですね(笑)

東京に出てからは、1年ぐらいは港区の居酒屋でアルバイトをしていました。夜だけのアルバイトですがそれでも月19万円程度にはなりました。職種が違うだけでこんなに違うのかと当時はびっくりしましたね。

しかし、もっと割のいい仕事はないかと探して見つけたのが大手量販店での携帯電話販売でした。その頃はまだスマートフォンなどこの世になくて「携帯電話にカメラが付いた!すごい!」という時代でしたね。派遣法も今みたいに整備されていませんでした。

携帯販売を始めて収入が大きく変わる

簡単な研修を受け、僕が派遣された現場は超がつく大手量販店でした。当然、残業が他店にくらべると圧倒的に長く、最初の月の給料は39万円。スタート時給でですよ?※その当時は労働基準法の残業時間の上限などもなく、めっちゃ働けばその分入ってくる状態でした。

今でもその時の衝撃はよく覚えています。いったい今までの苦労はなんだったのかと(笑)
その後も、その店舗にいる間は、だいたい40万円程度の収入がありました。昇給もすごい早さでした。

今の時代、販売スタッフの残業はほぼありませんが、その分時給が上がってる派遣会社が多くなっています。多分その当時より楽でしょうね!

そんな訳で、これならまぁまぁの暮らしが出来ると考えた僕は、そのままズルズルと携帯販売員、通称「ヘルパー」を10年以上続ける事になりました。
当時も非正規雇用は正社員より年収が低いといわれていましたが、実際の現場では正社員より稼いでいる派遣社員の方が多かったんじゃないかな?
生涯年収という話になると別ですが、若い間お金を貯めるのであれば携帯販売の派遣スタッフはかなり優秀な職業だったと思います。

目的を持ってやるのなら派遣の販売員はかなり良い職業

スマホ販売の仕事はかなり稼げますが、非正規雇用と正規雇用の収入の差が出てくるのは歳をとってから。よほどのことがない限り生涯年収は正規雇用の方が高くなります。携帯電話・スマホの販売はそれなりの収入があるので、良くも悪くもそんなに簡単には辞められなくなりますが、いつまでにこうするという目的や目標をもって動くことが重要です。販売員を辞めたあとの道を見据えて人生を設計しましょう。ここからはスマホ販売員のその先の話をしていきます。

通信キャリアや通信代理店、派遣会社の社員になれる可能性がかなりある

携帯電話、スマホ販売の派遣スタッフの場合、正社員になるルートはかなり多く用意されています。

パターン1 派遣会社に就職

これが最も多いパターンです。自分の派遣元に就職。担当営業と仲良くなって、現場で実績を出していけば「社員にならないか?」と誘われる事はよくあります。今まで自分がやってきた経験をそのまま活かせるので、社員になっても戸惑うことは少ないでしょう。

僕の場合はこれに近いですね。派遣元ではなく、その現場にいたスタッフで派遣会社を新たに設立してしまいました。

パターン2 代理店やキャリアに就職

これは、売り場の「管理者」としてそれなりの実績を上げていった人によくある話です。例えば、代理店や通信キャリアに紹介予定派遣や契約社員などで働き始め、正式に社員にという道。日本屈指の超大手の社員になれる可能性があります。そこからは、安定した生活と未来が!実際、僕と同じ場所で働いていた人でもかなりいます。新卒で超大手に入るのは超難関ですが、こういうルートなら現場での実績があるので、すんなり入れたりします。

もちろん、全く違う業種に行く人もいますし、貯めたお金で自分のビジネスを始める人もいますが、上の2つがよくあるパターンです。

独立志向の人にも推せる環境

スマホ販売の現場は独立志向の人間が多い

スマホ販売員の中には「独立資金を貯める」もしくは「事業に失敗して出来た借金を返済して、もう1回チャレンジする」という人が結構な確率でいます。

何故なら、時給が他の業界より高く資金を作るのに効率がいいからですね。公庫や銀行から融資を受けるにしてもある程度の自己資金は必要です。

個人的に働いていた10数年で出会った「独立する予定で働いていたヘルパー」は10名以上いますが、実際に起業した人は8割ぐらいですかね。しかもまだ潰れたという話は聞きません。なんだかんだみんな食っていけてるようです。ここまで起業する人間が多い業界は少ないんじゃないかなと思います。

働きながら資格を取ったり、スキルアップのスクールに通っている人も多かったですね。給料がいい+シフト調整が効くので、働きながら数十万~かかるスクールにも通えます。僕もヘルパー期間中にとあるスキルを取得して今はそれがメインの仕事になっています。

ここで培った人脈が後々活かせるようになる

自分自身が独立しなくても、同僚に独立する人間が多いとかなりメリットがあります。例えば、ヘルパーをやめたいとか、貯金が目標額に達したから給料下がっても正社員になりたいといった時に、経営者となった元同僚に相談ができます。

そのままその人の会社で働く事になる場合もあるし、取引先の会社を紹介してもらったりもよくあります。僕はアクロスソリューションの社長から今度こういう会社作る予定だから来てよと誘われて社員1号になりそのまま今に至ります。就職氷河期と言われる時代を生きた割には気楽な人生です(笑)

そして最大のメリットは自分がヘルパーから正社員や経営者になった時、彼らがクライアントになってくれる可能性が高いという点。個人的にこれで相当助かりました。

因みに、僕は30代の終わりに、人生一度ぐらいは海外で生活したいという夢をかなえるため、一時的に会社や日本を離れ東南アジアのカンボジアにプチ移住しました。それもたまたま同じ現場で仲良くなった人との縁で行くことが出来ました。東南アジアで出来た人脈もこの先何かで役に立つ日が来ると思います。
ヘルパー時代に知り合った人達のおかげで、現場を辞めた後の世界が広がりました。

販売の仕事は毎日違う人と接するので割と飽きない

さて、ここまでは人生の方向性とかそういう系統の話でしたが、次は現実的な仕事の話をしましょう。

販売の仕事は接客業です。なので当然毎日お客様と関わるわけです。

僕は元々コミュニケーション能力が低めで、前職の美容師時代は「やる気あんのか?」とか「元気がない」とか毎日怒鳴られるタイプでした(昔の美容業界はマジでこんなんだった)。接客業にはあまりいい思い出がなく、販売の仕事も数ヶ月働いてお金貯まったらスグやめる予定でした(笑)

しかし、携帯販売の仕事は始めてみると意外と楽しい。喋るのが苦痛じゃない。簡単に物が売れる。

思うに、美容師時代はスタイリストがいてそのヘルプをしながらお客様と話すので、担当スタイリストの顔色を見ながら会話する事になります。
これが本当に苦痛だったんでしょうね。何かヘマやって、先輩の機嫌損ねるとクソ面倒だなとか毎回考えてましたね。

しかし販売員の場合お客様と1対1なので普通に会話すればいいだけ。しかもだいたいお客様の方から色々質問して頂けるので、話を良く聞いて、最も要望に合う機種やプランを提案していくだけです。人それぞれ求める物が全然違うので「この場合はこうなるからコレだな」と謎解きしていく感じが結構おもしろくなってきますよ?

分からない事は電話で聞けば教えてくれるし、初心者でもなんとかなります。今はさらに進化して、キャリアから配布されているタブレットで調べれば、プランや機種の機能はもとより、契約の細かい決まりや必要な本人確認書類など、ほぼ何でもわかるようになっています。

よほど失礼な態度を取らない限りは文句を言われる事もない。最低限の知識と一般常識があれば誰でも出来ると思います。

なんだかんだで、この仕事を10年以上やりましたが、仕事そのものが面白かったですね。

スマホ販売員はやってみるとメリットの方が圧倒的に多かった

さて、僕の経験上良かった点を並べてみましたが、意外といい職場じゃないですか?※人間関係とかは人によって違うので置いといて。

デメリットは、昔は拘束時間が長いとか、店のルールが厳しすぎるとか、ノルマがきついとか、体育会系すぎるとか色々ありましたが、今は派遣法が整備されたのでほとんどないと思います。むしろあのめちゃくちゃで燃え滾るような時代の方が面白かったんじゃないかな?と思うぐらいです(笑)

自分の目標に向かってお金を貯めるのも良し、借金を返すのも良し、やりたい事が見つかるまで待遇のいいところで働くのも良し。会社を辞めて転職先がなかなか決まらず経済的にやばいなんて時や、独立準備期間でお金が必要な時にも選択肢の一つとして持っておくと安心できます。

派遣だからこそ簡単に辞める事も出来るので。いい転職先が見つかるまで、事業が軌道に乗るまでと期間を区切って働くことが出来ます。

生活水準を上げて入ってくるお金を使いまくるのではなく、起業の資金を貯める、借金を返済、資格やスキルアップなどの自己投資等々、後々役に立つ使い方が出来る人にはスマホ販売はおすすめできます。

スマホやネットの販売員で働いて、あなたの人生が大きく動き出すかもしれませんよ?

投稿者プロフィール

壱
アクロスTwitter中の人 初號機
壱。アラフォーのおっさん。アクロスソリューション立ち上げからいる人。30代に入ってから、旅行業務取扱管理者の資格を取得し(今のところ仕事では一切使ってない)旅をするように。何を思ったか突然カンボジアのシェムリアップ(アンコールワットの町)に2年ほどプチ移住する。現在はアクロスソリューションの広報部隊。